京都で住宅デザイン・店舗設計・開業支援を提供する設計事務所のブログです。
坪庭の地衣類のメンテナンスです。
この坪庭は以前設計した坪庭で、浴室、廊下、キッチンの3方から望める位置に配しています。
手前は海、奥側は陸をイメージしています。だいたいこのパターンはよく使います。
シュロチクと石と灯篭を逆三角形に配置し、角度はやや傾けて不安定さから動きが生じる演出です。
植物も生き物ですから固定した配置にするとおもしろみがなくなります。
ここの植栽にはシダ、シュロチク、キチジョウ草を使用していますが、今回このキチジョウ草ははじめて
植え替えました。以前はフッキ草でしたが枯れたというより、なぜか消滅。食べられた?!?
その前はタマリュウやいろいろなコケ。シダとシュロチクは元気ですが
なぜか地衣類だけがうまく育ちません。
?マークばかりですが、これも生き物相手だからうまく付き合っていくしかないのかな。。。
「いっそ枯山水にしたろか」とも思いましたが、やはり露地風がこの邸宅には似合っています。
キチジョウ草は京都市内の外構でもときどき見かけます。
日が当たらなくても強いのでグラウンドカバーとして好まれています。
うまく育ってくれることを願っています。
京都市南区にある建築設計事務所。住宅設計、店舗ショップデザインをメインに設計業務。
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